中国(ちゅうごく)でジャイアントパンダを保護(ほご)し、はんしょくをするための広大(こうだい)な「国立(こくりつ)パンダ公園(こうえん)」を建設(けんせつ)する計画(けいかく)が進(すす)んでいます。 国立(こくりつ)パンダ公園(こうえん)は、もともとあるパンダ保護区(ほごく)や、その他(ほか)の自然保護区(しぜんほごく)をつなげて拡大(かくだい)するとのこと。四川(しせん)、陝西(せんせい)、甘粛(かんしゅく)の3省(しょう)にまたがり、2万(まん)7100平方(へいほう)キロの広(ひろ)さで、米(べい)イエローストーン国立公園(こくりつこうえん)の3倍近(ばいちか)い面積(めんせき)になるそうです。 このエリアで野生(やせい)のパンダ1629頭(とう)が生息(せいそく)します。公園整備(こうえんせいび)に関(かん)する予算(よさん)は今後(こんご)5年で少(すく)なくとも100億元(おくげん)(約(やく)1530億円(おくえん))と見込(みこ)まれているとのこと。 野生(やせい)のパンダは1980年代(ねんだい)からは増加(ぞうか)しており、2016年にジャイアントパンダは「絶(ぜつ)めつ危(き)ぐ種(しゅ)」から「危急種(ききゅうしゅ)」に引(ひ)き下(さ)げられました。それでもジャイアントパンダの個体数(こたいすう)は少(すく)なく、出産(しゅっさん)ひん度(ど)も高(たか)くありません。 国立(こくりつ)パンダ公園(こうえん)では分断(ぶんだん)された生息地(せいそくち)をつなげ、ジャイアントパンダたちがはんしょく相手(あいて)を見(み)つけやすくします。また、気候(きこう)の変動(へんどう)で主食(しゅしょく)の竹(たけ)が減少(げんしょう)しても他(ほか)の場所(ばしょ)に移動(いどう)しやすくなります。 このように国立(こくりつ)パンダ公園(こうえん)は中国(ちゅうごく)でのパンダの暮(く)らしを守(まも)る新(あらた)たな場所(ばしょ)となりそうです。

ジャイアントパンダのふたご「萌宝(モンバオ)」と「萌玉(モンユー)」が10月13日(日)に北京動物園(ぺきんどうぶつえん)のジャイアントパンダ館(かん)に入居(にゅうきょ)し、来園者(らいえんしゃ)たちと対面(たいめん)しました。 2頭(とう)は、2018年5月に中国四川省(ちゅうごくしせんしょう)で産(う)まれ、現在(げんざい)、体重(たいじゅう)は40キロ。 9月10日に航空機(こうくうき)で成都(せいと)ジャイアントパンダ繁殖研究基地(はんしょくけんきゅうきち)から北京市(ぺきんし)にやってきました。 その後(ご)、1カ月にわたる厳格(げんかく)な検(けん)えきを経(へ)て、ようやく来園者(らいえんしゃ)に会(あ)えるようになりました。 2頭(とう)が加(くわ)わったことで、北京動物園(ぺきんどうぶつえん)で暮(く)らすジャイアントパンダは合計(ごうけい)10頭(とう)になりました。 北京動物園(ぺきんどうぶつえん)で「萌宝(モンダオ)」と「萌玉(モンユー)」の元気(げんき)な姿(すがた)をぜひ見(み)せてほしいですね。

中国(ちゅうごく)の北京(ぺきん)にある北京動物園(ぺきんどうぶつえん)に10月13日(日)にふたごの姉妹(しまい)パンダ「萌宝(モンバオ)」と「萌玉(モンユー)」が来園(らいえん)しました。 姉妹(しまい)は四川省生(しせんしょうう)まれの1才(さい)2カ月です。ちょうどミルクによる飼育(しいく)を卒業(そつぎょう)し、竹(たけ)を主食(しゅしょく)とする飼育(しいく)に切(き)りかえたそうです。お父(とう)さんは四川省(しせんしょう)にいる「美蘭(メイラン)」、お母(かあ)さんは北京(ぺきん)にいる「萌萌(モンモン)」です。 北京動物園(ぺきんどうぶつえん)では、ジャイアントパンダオリンピック館(かん)で過(す)ごします。今後(こんご)は「福星(フーシン)」と「萌蘭(モンラン)」、「点点(ディエンディエン)」と交代(こうたい)で来園者(らいえんしゃ)に姿(すがた)を見(み)せてくれるそうです。 2頭(とう)の来園(らいえん)によって、北京動物園(ぺきんどうぶつえん)で飼育(しいく)されているジャイアントパンダは10頭(とう)になりました。 今後(こんご)、他(ほか)のジャイアントパンダたちと元気(げんき)いっぱいな姿(すがた)を見(み)せてほしいですね。

神戸市立王子動物園(こうべしりつおうじどうぶつえん)のジャイアントパンダ「旦旦(たんたん)」が9月16日(月)に24才(さい)の誕生日(たんじょうび)をむかえました。 動物園(どうぶつえん)から特製(とくせい)のケーキをプレゼントされた旦旦(たんたん)は、愛(あい)くるしいしぐさで少(すこ)しずつケーキを食(た)べていたそうです。ケーキはひ暑用(しょよう)の氷(こおり)にニンジンやリンゴがかざり付(つ)けられていました。 午前(ごぜん)10時の食事公開(しょくじこうかい)では、約(やく)200人(にん)の来園者(らいえんしゃ)が旦旦(たんたん)の姿(すがた)を撮影(さつえい)していたとのこと。 旦旦(たんたん)は、1995年に生まれ、2000年7月に阪神大(はんしんだい)しん災(さい)からの復興(ふっこう)を願(ねが)って動物園(どうぶつえん)にやってきました。 来年(らいねん)7月に旦旦(たんたん)は中国(ちゅうごく)に帰(かえ)る予定(よてい)ですが、市(し)が中国(ちゅうごく)と交(こう)しょうを続(つづ)けているそうです。

交通(こうつう)ルールを守(まも)るちかいの言葉(ことば)をつづった「交通安全(こうつうあんぜん)のちかい」パネルが和歌山県警察(わかやまけんけいさつ)から交通安全和歌山夢大使(こうつうあんぜんわかやまゆめたいし)であるアドベンチャーワールドのジャイアントパンダ「彩浜(さいひん)」に寄(き)ぞうされました。 これは、全国(ぜんこく)の子(こ)どもたちに楽(たの)しく交通安全(こうつうあんぜん)のルールを守(まも)ってもらうために「とびだしません」などの交通安全(こうつうあんぜん)に関(かん)する言葉(ことば)をハガキに書(か)いたものです。和歌山県(わかやまけん)で行(おこな)われる秋(あき)の全国交通安全運動(ぜんこくこうつうあんぜんうんどう)に先(さき)がけ、全国(ぜんこく)の子(こ)どもたちから和歌山県警察(わかやまけんけいさつ)に寄(よ)せられました。このパネルは10月末(がつまつ)までアドベンチャーワールド内(ない)ブリーディングセンター展示室(てんじしつ)で見(み)られます。 和歌山県(わかやまけん)では子(こ)どもたちが交通事故(こうつうじこ)に巻(ま)きこまれず、それぞれの夢(ゆめ)に向(む)かって健(すこ)やかに成長(せいちょう)することを願(ねが)って、年(ねん)に４回(かい)、交通安全運動(こうつうあんぜんうんどう)が行(おこな)われています。 そのシンボルとしてジャイアントパンダの「彩浜(さいひん)」が2019年7月11日に「交通安全和歌山夢大使(こうつうあんぜんわかやまゆめたいし)」に任命(にんめい)されています。

9月6日(金)に、アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ「良浜(らうひん)」が19才(さい)の誕生日(たんじょうび)をむかえました。
良浜(らうひん)には、19の氷(こおり)をそえた特大(とくだい)の雪(ゆき)のバースデーケーキがプレゼントされました。バースデーケーキの上(うえ)に座(すわ)った良浜(らうひん)はおいしそうにリンゴやニンジンを食(た)べていたそうです。
なお、お母(かあ)さんのプレゼントに1才(さい)の彩浜(さいひん)も大喜(おおよろこ)び。19の氷(こおり)は彩浜(さいひん)のおもちゃになってしまったとのこと。
親子(おやこ)ともに楽(たの)しそうでうれしいですね。今後(こんご)も親子仲良(おやこなかよ)く過(す)ごして欲(ほ)しいです。

8月31日(土)にドイツのベルリン動物園(どうぶつえん)でふたごのジャイアントパンダが産(う)まれました。母子(ははこ)ともに元気(げんき)とのこと。
ドイツの動物園(どうぶつえん)でジャイアントパンダの赤(あか)ちゃんが産(う)まれるのは初(はじ)めてだそうです。
両親(りょうしん)はメンメン(メス、6才(さい))とチャオチン(オス、9才(さい))です。赤(あか)ちゃんの体重(たいじゅう)は186gと136gで性別(せいべつ)は不明(ふめい)とのこと。
2頭(とう)はお母(かあ)さんのケアが必要(ひつよう)ないくらい成長(せいちょう)したら中国(ちゅうごく)に帰(かえ)るそうです。
ふたごが元気(げんき)に成長(せいちょう)した姿(すがた)を見(み)られる日(ひ)が楽(たの)しみです。

中国重慶市(ちゅうごくじゅうけいし)の動物園(どうぶつえん)にいるジャイアントパンダのシンシンが37才(さい)の誕生日(たんじょうび)をむかえました。
シンシンは飼育(しいく)されているジャイアントパンダので最高(さいこう)れいのパンダです。パンダの37才(さい)は人間(にんげん)でいうと110才(さい)にもなるとのこと。
動物園(どうぶつえん)では、トウモロコシの粉(こな)などを混(ま)ぜて、子(こ)どもたちが作(つく)った誕生日(たんじょうび)ケーキをシンシンにプレゼントしたそうです。
シンシンはこれまで10頭(とう)の子(こ)どもを産(う)みました。孫(まご)やひ孫(まご)などを合(あ)わせると子孫(しそん)は137頭(とう)になります。アメリカやカナダなど世界各地(せかいかくち)に子孫(しそん)がおり、日本(にほん)にもいるとのこと。
まだまだ元気(げんき)に生(い)きてほしいですね。

6月2日(日)にレッサーパンダの赤(あか)ちゃんが産(う)まれました。赤(あか)ちゃんの目(め)はまだ開(ひら)いていないそうです。 
なお、園内(えんない)でのレッサーパンダのはんしょくは、7年連続(ねんれんぞく)だそうです。
7年(ねん)も続(つづ)けて赤(あか)ちゃん誕生(たんじょう)のニュースが聞(き)けるとうれしいですね。8年目(ねんめ)も期待(きたい)したいです。 

6月7日(金)にレッサーパンダの赤(あか)ちゃん(メス)が産(う)まれました。赤(あか)ちゃんは「木蓮(ムーラン)」と名付(なづ)けられました。 
お父(とう)さんはライライ、お母(かあ)さんはリーリーで、蘭花(ランファ)の妹(いもうと)にあたります。園内(えんない)での親子公開(おやここうかい)はまだ未定(みてい)だそうです。 
お姉(ねえ)ちゃんに似(に)たきれいな名前(なまえ)ですね。成長(せいちょう)が楽(たの)しみです。

7月1日(月)、2日(火)にレッサーパンダの赤(あか)ちゃんが2ひき、産(う)まれました。赤(あか)ちゃんたちはお母(かあ)さんの「あんこ」のおっぱいを吸(す)って元気(げんき)に育(そだ)っているそうです。 
会(あ)えるのは、巣(す)の外(そと)に出(で)て活動(かつどう)する3カ月後(ご)くらいを予定(よてい)しているとのこと。 
また、7月13日(土)からレッサーパンダ舎(しゃ)でライブ映像(えいぞう)や写真(しゃしん)で成長(せいちょう)のようすが見(み)られます。 
可愛(かわい)い赤(あか)ちゃんの姿(すがた)をぜひ見(み)に行(い)きましょう。

7月12日(金)の午前(ごぜん)にレッサーパンダの赤(あか)ちゃんが2ひき産(う)まれました。2ひきは順調(じゅんちょう)に育(そだ)っているそうです。 お父(とう)さんはモッチー、お母(かあ)さんはまつばで、まつばにとっては今回(こんかい)が初(はじ)めての出産(しゅっさん)とのこと。 
赤(あか)ちゃんたちは現在(げんざい)、産箱(さんばこ)に入っており、お母(かあ)さんのまつばが度々出入(たびたびでい)りし、母乳(ぼにゅう)をあげたり体(からだ)をきれいになめたりなど、世話(せわ)をしているそうです。2ひきに会(あ)えるのは、10月(げつ)ごろとのこと。 
2ひきに会(あ)える日(ひ)が待(ま)ち遠(どお)しいですね。

8月8日(木)にベルギーのパイリダイザ動物園(どうぶつえん)でふたごのジャイアントパンダの赤(あか)ちゃんが産(う)まれました。
パイリダイザ動物園(どうぶつえん)でのジャイアントパンダ誕生(たんじょう)は、2016年6月に産(う)まれた天宝(ティアン・バオ)に続(つづ)いて、2回目(かいめ)だそうです。赤(あか)ちゃんはオスとメスで、現在(げんざい)は1頭(とう)ずつ交代(こうたい)で保育器(ほいくき)に入(い)れ、人工(じんこう)ほ乳(にゅう)を行(おこな)っているそうです。
今回(こんかい)の出産(しゅっさん)で、パイリダイザ動物園(どうぶつえん)にいるジャイアントパンダは5頭(とう)になりました。
ふたごのジャイアントパンダは生育(せいいく)が大変(たいへん)だそうですが、2ひきとも元気(げんき)に成長(せいちょう)してほしいですね。

6月23日(日)に中国(ちゅうごく)の重慶動物園(じゅうけいどうぶつえん)で、ふたごのジャイアントパンダがペアで産(う)まれました。
最初(さいしょ)に産(う)まれたふたごはどちらもオスで、お母(かあ)さんは「蘭香(ランシャン)」です。
また、同(おな)じ日(ひ)の午後(ごご)に産(う)まれたふたごはどちらもメスで、お母(かあ)さんは「莽仔(マンザイ)」です。
同(おな)じ日(ひ)に動物園(どうぶつえん)でふたごパンダが誕生(たんじょう)したのは、今回(こんかい)が初(はじ)めてのケースとのこと。
一度(いちど)に家族(かぞく)が増(ふ)えてにぎやかになりますね。元気(げんき)に成長(せいちょう)してほしいです。

7月29日(月)に、中国広東省広州(ちゅうごくかんとんしょうこうしゅう)の「長隆野生動物世界(チャイムロングサファリパーク)」でジャイアントパンダの3つ子(ご)が5才(さい)の誕生日(たんじょうび)をむかえました。
世界的(せかいてき)にもめずらしい3つ子(ご)のジャイアントパンダは、2014年に長隆野生動物世界(チャイムロングサファリパーク)で産(う)まれ、元気(げんき)に成長(せいちょう)しているそうです。3つ子(ご)はオス2頭(とう)、メス1頭(とう)です。3つ子(ご)は今年(ことし)からサファリパーク内(ない)で別々(べつべつ)に暮(く)らしており、メスは初(はつ)のにんしん中(ちゅう)です。
7月29日(月)は、オス1頭(とう)に果物(くだもの)などで作(つく)ったバースデーケーキをプレゼントしたそうです。中国全土(ちゅうごくぜんど)から5才(さい)の3つ子(ご)30組(くみ)を招(まね)き、いっしょに誕生日(たんじょうび)をお祝(いわ)いしたとのこと。
今後(こんご)も3頭元気(とうげんき)で過(す)ごしてほしいですね。

4月29日(月)にロシアのモスクワ動物園(どうぶつえん)にジャイアントパンダが２頭(とう)、来園(らいえん)しました。
来園(らいえん)したジャイアントパンダは「如意(ルーイー)(オス)」と「丁丁(ディンディン)(メス)」です。如意(ルーイー)は頭(あたま)が良(よ)く、よく元気(げんき)いっぱいに遊(あそ)んでいるそうです。丁丁(ディンディン)は警(けい)かい心(しん)が強(つよ)く、好(こう)き心(しん)おう盛(せい)な性格(せいかく)だそうです。特(とく)に木(き)の上(うえ)で休(きゅう)けいすることが好(す)きとのこと。
２頭(とう)は現在(げんざい)、新(あたら)しくできた展示場(てんじじょう)で別々(べつべつ)に暮(く)らしているそうです。数年後(すうねんご)にはんしょくのためいっしょに暮(く)らし始(はじ)めるとのことです。
２頭(とう)をそろって見(み)られる日(ひ)が来(く)ると良(よ)いですね。

アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ「彩浜(さいひん)」が、7月11日(木)に「交通安全和歌山夢大使(こうつうあんぜんわかやまゆめたいし)」に就任(しゅうにん)しました。
10日間(かかん)、和歌山県内(わかやまけんない)で展開(てんかい)される「わかやま夏(なつ)の交通安全運動(こうつうあんぜんうんどう)」をはじめ、けい発(はつ)ポスターなど、各種交通安全広報(かくしゅこうつうあんぜんこうほう)の任務(にんむ)を1年間務(ねんかんつと)めるそうです。和歌山県(わかやまけん)では年(ねん)に4回(かい)、交通事故防止(こうつうじこぼうし)を目的(もくてき)とした交通安全運動(こうつうあんぜんうんどう)があります。子(こ)どもたちが交通事故(こうつうじこ)に巻(ま)きこまれず、それぞれの夢(ゆめ)に向(む)かって健(すこ)やかに成長(せいちょう)することを願(ねが)って、彩浜(さいひん)に「交通安全和歌山夢大使(こうつうあんぜんわかやまゆめたいし)」と名付(なづ)けられたとのことです。
また、彩浜(さいひん)の就任記念(しゅうにんきねん)に「交通安全和歌山夢大使就任記念(こうつうあんぜんわかやまゆめたいししゅうにんきねん)！良浜(らうひん)・彩浜親子(さいひんおやこ)パン」が、7月11日(木)〜9月1日(日)にアドベンチャーワールド内(ない)のパン工(こう)ぼうではん売(ばい)されます。交通安全(こうつうあんぜん)を守(まも)り、横断歩道(おうだんほどう)をわたっている親子(おやこ)パンダをイメージした形(かたち)で、中(なか)にはチョコクリームといちごクリームが入(はい)っています。
手(て)をつないだ親子(おやこ)パンダの可愛(かわい)いパンです。ぜひ一度食(いちどた)べてみたいですね。

ジャイアントパンダは、竹(たけ)を主食(しゅしょく)としている動物(どうぶつ)です。
しかし、中国(ちゅうごく)とオーストラリアの科学研究(かがくけんきゅう)チームにより、ジャイアントパンダは草食動物(そうしょくどうぶつ)ではなく、肉食動物(にくしょくどうぶつ)であることがわかりました。
草食動物(そうしょくどうぶつ)には、植物(しょくぶつ)のせんいを食(た)べるのに適(てき)した頭(ず)がい骨(こつ)やあごの筋肉(きんにく)、歯列(しれつ)がありますが、ジャイアントパンダの頭(ず)がい骨(こつ)などは肉食動物(にくしょくどうぶつ)の特(とく)ちょうを備(そな)えています。
そのような構造(こうぞう)で、なぜ竹(たけ)を食(た)べて生(い)きていけるのかというと、ジャイアントパンダの消化管内(しょうかかんない)には、草食動物(そうしょくどうぶつ)の中(なか)にある細(さい)きんに似(に)たものがあるためだそうです。
確認(かくにん)された細(さい)きんのうち、13種類(しゅるい)はすでに知(し)られているセルロース分解細(ぶんかいさい)きんの仲間(なかま)でした。
さらに見(み)つかった7種(しゅ)は、ジャイアントパンダ特有(とくゆう)の細(さい)きんだったそうです。
これにより、ジャイアントパンダは表面的(ひょうめんてき)にしか進化(しんか)しておらず、草食動物(そうしょくどうぶつ)と肉食動物(にくしょくどうぶつ)の特(とく)ちょうを備(そな)えていることが判明(はんめい)しました。

7月5日(金)、6日(土)、7日(日)にアドベンチャーワールドのジャイアントパンダの子(こ)どもたちに七夕(たなばた)のプレゼントをおくるイベントが行(おこな)われます。
アドベンチャーワールドで暮(く)らすジャイアントパンダの子(こ)どもは、桜浜(おうひん)、桃浜(とうひん)、結浜(ゆいひん)、彩浜(さいひん)の4頭(とう)です。パンダファミリーのしあわせの輪(わ)が広(ひろ)がるよう、また初(はじ)めての七夕(たなばた)をむかえる彩浜(さいひん)には、これからの健(すこ)やかな成長(せいちょう)を願(ねが)うイベントです。
桜浜(おうひん)、桃浜(とうひん)、結浜(ゆいひん)にニンジンのささかざりのプレゼント、天(あま)の川(がわ)に見立(みた)てた雪(ゆき)と大(おお)きな星型(ほしがた)の氷(こおり)を運動場(うんどうじょう)に設置(せっち)するそうです。彩浜(さいひん)に織(おり)ひめと彦星(ひこぼし)に見立(みた)てた雪(ゆき)だるま、ニンジンのささかざり、星形(ほしがた)の竹(たけ)のプレゼントをおくるとのことです。
今年(ことし)の七夕(たなばた)はジャイアントパンダの子(こ)どもたちの健(すこ)やかな成長(せいちょう)を願(ねが)いましょう。

2019年4月初(はじ)めごろに中国四川省(ちゅうごくしせんしょう)、九寨溝県(きゅうさいこうけん)で救助(きゅうじょ)された野生(やせい)のジャイアントパンダが、2か月(げつ)ほどの治(ち)りょうと世話(せわ)を経(へ)て、野生(やせい)にかえりました。 この野生(やせい)のパンダは、山(やま)を下(お)りているところを村民(そんみん)に発見(はっけん)されたそうです。2日間、観察(かんさつ)したところ、病気(びょうき)にかかっていることがわかり、救護(きゅうご)されました。専門家(せんもんか)グループの初期検査(しょきけんさ)によると、オスの成年(せいねん)パンダで、7、8才前後(さいぜんご)であることがわかったとのことです。深刻(しんこく)なだっ水(すい)しょう状(じょう)や電解質異常(でんかいしついじょう)、代謝性(たいしゃせい)アシドーシス、感染(かんせん)しょう、貧血(ひんけつ)、心機能(しんきのう)の低下(ていか)がみられたため、救護(きゅうご)の専門家(せんもんか)グループが丁(てい)ねいに治(ち)りょうと世話(せわ)を行(おこな)いました。その結果(けっか)、パンダの食欲(しょくよく)や精神状態(せいしんじょうたい)は少(すこ)しずつ回復(かいふく)していったそうです。 6月15日、野生(やせい)にもどす条件(じょうけん)が備(そな)わったことから、野生(やせい)のジャイアントパンダは、生息地(せいそくち)にかえりました。元気(げんき)になってよかったですね。