生まれたばかりの赤んぼうパンダだと、ゴールデンキャットやキエリテン、チョウセンイタチのえ食になるんだ。母親パンダが巣穴からはなれたスキをねらわれてしまうんだよ。
また、体重が50kgになる2才半までと年おいて体力をうしなったパンダだと、ヒョウやドールにおそわれることがあるんだ。WWFのパンダ調査団がヒョウのフンを調査したところ、赤んぼうパンダのほねと毛、頭がいこつなどが発見されたんだよ。
でも、そんなにひんぱんにヒョウにおそわれるわけではなく、ヒョウのフンの中でパンダがしめるわり合はわずか0.6%だなんだ。
そして、大人のけんこうなパンダをおそうやつは、ほとんどいないみたい。意外とにげ足は早いし、つかまえることができてもパンダは力があり、ぎゃくにおそわれてしまうからなんだ。
(参考書籍)野生のパンダ,ジョージ・B・シャラー,どうぶつ社,ISBN4-88622-246-3