- 上野動物園のジャイアントパンダのはんしょく期の対応
- 2019年3月11日
- 上野動物園では現在、3頭のジャイアントパンダが飼育されています。ジャイアントパンダのはんしょく期は、一ぱん的に1年に1度、2月〜5月にやってきます。この期間中にメスのにんしんの可能性が高まるのは数日間だけです。今後、パンダの発情が見られた場合、交配に向けたかん境を整えられるよう準備が進められるとのこと。
まず、発情が見られたら、交配のため、リーリー(オス)とシンシン(メス)の同居が数日間行われます。パンダたちの落ち着くかん境を整えるため、パンダ舎周辺は立ち入り規制が行われ、しばらく会えなくなります。また、同居の際は、リーリーとシンシンの放飼場、5号室のカメラのライブ映像配信が中止されます。シャンシャンの映像は園内大型ビジョンで放映されるとのことです。
2018年10月以降、リーリーはシンシンの部屋を通る際や放飼場でマーキングの回数が増えたり、高い位置からのマーキングをしたり、はんしょく期によく見られる行動が確認されているそうです。なお、シンシンは今のところ、発情の兆候は見られていないとのこと。
今年もジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生すると良いですね。
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上野動物園のジャイアントパンダのはんしょく期の対応