- 中国に広大な「国立パンダ公園」誕生!?
- 2019年10月30日
- 中国でジャイアントパンダを保護し、はんしょくをするための広大な「国立パンダ公園」を建設する計画が進んでいます。
国立パンダ公園は、もともとあるパンダ保護区や、その他の自然保護区をつなげて拡大するとのこと。四川、陝西、甘粛の3省にまたがり、2万7100平方キロの広さで、米イエローストーン国立公園の3倍近い面積になるそうです。
このエリアで野生のパンダ1629頭が生息します。公園整備に関する予算は今後5年で少なくとも100億元(約1530億円)と見込まれているとのこと。
野生のパンダは1980年代からは増加しており、2016年にジャイアントパンダは「絶めつ危ぐ種」から「危急種」に引き下げられました。それでもジャイアントパンダの個体数は少なく、出産ひん度も高くありません。
国立パンダ公園では分断された生息地をつなげ、ジャイアントパンダたちがはんしょく相手を見つけやすくします。また、気候の変動で主食の竹が減少しても他の場所に移動しやすくなります。
このように国立パンダ公園は中国でのパンダの暮らしを守る新たな場所となりそうです。
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中国に広大な「国立パンダ公園」誕生!?